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スペシャルイベント「Extreme Hearts × Hyper × Stage」イベントレポート

Extreme Hearts × Hyper × Stage

2022年7月から1クールにわたって放送されたTVアニメ『Extreme Hearts』。そのスペシャルイベント「Extreme Hearts × Hyper × Stage」が2023年3月26日(日)、東京・山野ホールにて開催されました。本作初の大型イベントということで、心待ちにしていたファンも多いはず。開演前から期待感が熱気となって伝わってきたこのイベント、その様子をたっぷりレポートします!

本イベントには、RISEから葉山陽和役の野口瑠璃子さん、小鷹咲希役の岡咲美保さん、前原純華役の優木かなさん、橘 雪乃役の福原綾香さん、小日向理瀬役さんの小澤亜李さん、そしてRISEのマネージャーであるノノ役の橋本ちなみさんが出演。また、May-Beeからは桜井羽月役の阿部里果さん、末宗祐里子役の大地 葉さん、本田千尋役の湯浅かえでさんが登場し、MCはアニメで実況アナウンサー役を務めた利根健太朗さんが担当しました。

司会の利根さんの呼び込みで、キャスト陣が大きな拍手に包まれながら登壇。今回は「声出しOK」ということもあり、キャスト陣は一様にファンの声が聞けることの喜びを語っていました。

最初のコーナーはアニメを振り返る「Extreme Hearts × Hyper × Talk」のコーナー。キャスト陣が思い出のシーンをピックアップして紹介していきます。まずMay-Beeの3人が挙げたのは、大地さんと湯浅さんが選んだ第3話のMay-Bee初登場シーンと、阿部さんと湯浅さんが選んだ第4話のMay-Beeの楽屋シーン。大地さんは「May-Beeの“遊んでやろう”感、王者の余裕が感じられた」といい、阿部さんは「オフでの関係性が見える」と、May-Beeが見せたギャップで盛り上がりました。

キャラクターのカッコよさに注目したのは、岡咲さんと福原さん。岡咲さんは第7話の咲希と理瀬のPKシーンを挙げ、「咲希が傷ついた心を克服して、その思いを理瀬に戦いながら伝える。それがカッコいい」と理由を語りました。橋本さんが食い気味に「百合です!」、「ごちそうさまでした!」と目を輝かせ、会場が笑いに包まれる場面も。一方の福原さんが取り上げたのは、第6話で駆けつけた雪乃がホームランを打つ場面。「人前なのに着替えようとする天然感と飛び込みで煽れる度胸、そして逆転ホームランを打つカッコよさ」を理由に挙げていました。

一方、小澤さんは第8話のRISEのライブシーンをピックアップ。環境の変化に注目したようで、「5人になって初めて衣装を着て、振り付けもアイドル味が増して……バチクソかわいい!」と、興奮気味に理由を語っていました。

そして、やはり人気が高かったのが第12話。まず橋本さんがマネージャーロボットであるノノが正式に契約書を結ぶ場面を挙げると、阿部さんはMay-Beeのライブシーンをチョイス。今回、出演が叶わなかった御社 智役の大西沙織さんもこのシーンを挙げていたと明かしてくれました。

野口さんと優木さんも第12話から「全力Challenger」のライブシーンをセレクト。野口さんは「こんなに素晴らしいライブシーンを見たことがないくらい、最高でした。見るたびに泣いてしまいます」と語りました。また、涙声で歌ったシーンはアフレコ後にブースに入って一人で歌ったと明かします。優木さんも「“どんなときも ずっと”のフレーズは(他のメンバーも)当日アフレコ現場で歌った」といい、気持ちを込めて歌ったと語ってくれました。

続いてのコーナーは、「Extreme Hearts × Hyper × Quiz」。作品にまつわる“クイズコーナー”なのですが、なぜか野口さん、岡咲さん、優木さんがざわつき出し……!? それもそのはず、このコーナーは昨年11月に開催された「Extreme Hearts キャラクターソングアルバム」の発売記念トークショーでも設けられ、参加した3人と利根さんによればあまりにも“激ムズ”なのだとか。

各クイズには賞品が用意され、RISEとMay-Beeの正解数の多いチームが勝者として“賞品を手に入れるチャンス”に挑戦できます。橋本さんは人数調整のためにMay-Beeに出張。こうしてクイズ対決がスタートします。

視聴者と制作陣によって作成された問題は、「第6話で咲希が通り過ぎたうどん屋の名前」、「第12話のライブシーンでRISE up DreamのTシャツを着た追っかけファンの数」など、確かにマニアック!(ちなみに前者は「はなおか」、後者は「3人」) 回答は選択式であり、お客さんに答えを聞いてもいいとはいえ、キャスト陣も観客も大いに悩んだ様子。そんな中、リードするのはMay-Bee&ノノの4人。「May-Beeの身長の合計」(822cm)や「焼き肉無料券の有効期限はいつから?」(5月1日)などの難問に正解し、ついに勝利を掴むのでした。

しかし、賞品を手に入れるためにはゲームに挑戦しなければいけません。そのゲームは「コーンホール」。穴が空き傾いたボードに片手サイズのバッグを投げ、穴に入れば3ポイント、ボードに乗れば1ポイントが手に入るというゲームです。今回は3ポイントごとに正解したクイズの賞品がもらえます。

May-Beeが狙ったのは、「黒毛和牛食べ比べ券」。橋本さんが1ポイント、阿部さんが結果的に4ポイントを獲得し、計5ポイントで見事「黒毛和牛食べ比べ券」をゲットしました。一方のRISEにも、みんなの食いつきがよかった“羊羹”チャンスが与えられます。しかし、4人目を終えても小澤さんの1ポイントのみ。最後の野口さんも外したかに見えましたが……なぜかボードの後ろでキャッチャーをやっていた(※そんなルールはありません!)優木さんがバッグを穴に入れ、見事3ポイントと羊羹をゲット! RISEは「不正はなかった」と言い、May-Beeも「チームプレー」として認め、会場は爆笑に包まれながら円満にコーナーを終えるのでした。

ライブコーナーの前に、幕間として利根さんと橋本さんによる「Extreme Hearts × Hyper × Radio」というラジオ風のコーナーも。視聴者からのお便りや会場限定のグッズなどを紹介しました。そして、コーナーの最後にはミシェル・イェーガー役の市ノ瀬加那さん、アシュリー・ヴァンクロフト役の瀬戸麻沙美さんのボイスメッセージも公開されました。

お待ちかねのライブコーナーは岡咲美保さんがトップバッターを務め、本作のOPテーマ「インフィニット」を歌唱。OP映像をバックに岡咲さんの透明な歌声を聞かせ、会場を大いに盛り上げます。観客に笑顔で大きく手を振る場面も印象的でした。

2曲目となるMay-Beeの「Buzz Everyday」では、音響トラブルにより曲が中断してしまう場面も。不測の事態ではありましたが、メンバーが観客に話しかけたり、観客がコールで盛り上げたりと、“ド派手なピンチ”をみんなの力で乗り越える姿が感動的でした。そして阿部さんの「みんなお待たせ!」の掛け声から再度スタートした「Buzz Everyday」。メンバーと観客は、爆発的なパフォーマンスと合いの手で会場を揺らしました。

MCで改めてそれぞれが演じるキャラクターのイメージカラーとチームカラーを紹介し、「HELLO HERO」へ。アニメ最終話で披露された「HELLO HERO」は、理想と現実の狭間で揺れる繊細な気持ちが描かれた楽曲。楽曲の持つ力強さと等身大の想いをパワフルかつ表情豊かに歌い上げ、RISEにバトンを繋げます。

4曲目はRISEの「Happy☆Shiny Stories」。こちらも最終話の挿入歌として使用され、かわいらしい振り付けが話題に。メンバーはその振り付けを再現し、手を繋いだり、見つめ合ったりと劇中の舞台を再演。会場を大いに沸かせます。まさにそこは、みんなで辿り着いた“最高の景色”。多幸感に満ち溢れた空間となりました。

そして疾走感溢れる「全力Challenger」では、メンバーが客席を煽り、観客も青いペンライトを全力で降り続け会場の一体感が増していきます。そして間奏で野口さんが「みんな大好き!」と、最終話を再現。大きな歓声が巻き起こりました。

MCでは、メンバーの衣装がアニメのライブ衣装を再現したものだと明かされ、福原さんは「一人一人の髪の毛の飾りも違うんです」と、衣装のこだわりについて語りました。そして、オーラスはEDテーマ「SUNRISE(ver.RISE)」。「一緒に歌って!」の掛け声で会場はこの日一番の盛り上がりを見せ、熱狂の中、ライブパートが締めくくられました。

最後はステージに出演者一同が改めて登場。キャラクターデザインの新垣一成さんがこのイベントのために描き下ろした色紙2枚の抽選会が行われ、さらに嬉しいお知らせも! キングレコードの三嶋章夫・総合プロデューサーからの手紙が読み上げられ、本作が今後も続いていくこと、そしてそれぞれのグループの新曲が作られることが明かされました。キャスト陣、観客ともに驚きを隠せず、会場は嬉しい悲鳴が響き渡りました。

こうして約3時間にわたるイベントは、大きな盛り上がりと“次”への期待感に包まれながら幕を下ろしました。『Extreme Hearts』の新たな展開を楽しみに待ちましょう!

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